「補助金って、創業にも使えるの?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、東京都ではこれから創業する方に向けて、“開業の一歩”を後押しする補助金制度がいくつも整備されています。
とはいえ、いざ調べてみると──
「個人事業主でも申請できるの?」
「タイミングやルールが複雑そうで不安…」
という声が多いのも事実です。
この記事では、
- 創業補助金の基本的なしくみ
- 対象になる条件や、実際の申請フロー
- “落とし穴”になりがちな注意点や成功のコツ
などを、東京都の制度を例にとりながら、やさしく解説します。
補助金は、創業のリスクを和らげる“選択肢のひとつ”。
そんな第一歩を、補助金という“追い風”で加速させましょう。
💡この記事でわかること
- 創業補助金とは?どんな費用が対象になる?
- 東京都の代表的な創業補助金制度の概要
- 申請から入金までの流れと注意点
- 採択されやすい事業計画のポイント
1:創業時に使える「補助金」とは?
「創業したいけど、資金面が不安……」
そんなときに強い味方となるのが「創業補助金」です。
国や自治体が実施する補助金制度では、創業にかかる以下のような費用の一部がサポートされます。
- 店舗の内装費・設備投資
- チラシやWebなどの広告宣伝費
- パソコンやソフトの購入費
- 士業・専門家への相談費用 など
返済不要の資金として活用できるため、「自己資金+補助金」で創業のスタートダッシュを切る方が増えています。
補助金は“申請前”の準備がカギになります。
詳しくは、👉️申請の“前”が9割|補助金活用を成功させる準備のすべても参考にしてみてください。
2:個人事業主でも使えるの?
はい、使えます!
多くの創業補助金は、個人事業主として開業予定の方・開業後まもない方も対象となっています。
対象者は以下のようなパターンです。
対象者 | 内容 |
---|---|
創業予定者 | これから個人事業主や法人として開業しようとしている方 |
創業5年未満 | 開業後5年未満の方(※制度により異なる) |
ただし、公募時期や補助金の種類によって対象が異なるため、詳細は必ず最新の募集要項を確認しましょう。
また、対象となる経費にも注意が必要です。
👉️iPhoneなどが補助対象外になる理由を例に、「補助金で使える・使えない費用」の境界線を確認しておくと安心です。
3:主な創業補助金(東京都の場合)
東京都内で創業する方が活用しやすい補助金には、以下のようなものがあります。
🎯 東京都創業助成事業(公益財団法人 東京都中小企業振興公社)
※2025年(令和7年)の募集は、4月8日から開始
👉 公式情報はこちら
内容 | 詳細 |
---|---|
補助対象者 | 都内で創業を具体的に計画している個人または創業後5年未満の中小企業者 ※一定の要件あり |
補 助 率 | 2/3以内 |
補助限度額 | 100万円~400万円 |
対象経費 | 賃借料、器具備品購入費、広告費、専門家謝金、マーケティング調査費など |
募集時期 | 年2回程度(例:春・秋) |
✅ 組み合わせ例
「厨房設備300万円+チラシ50万円+専門家相談10万円+PC購入40万円」=計400万円の支出
⇒ 補助率2/3 → 約260万円の補助が受けられる可能性あり(上限300万円)
「これって本当に対象になるの?」「計画はこのままで大丈夫?」などの不安がある方は、
👉️はじめての経営相談に不安なあなたへ|相談の流れと成功事例まとめも参考になります。
4:補助金を活用するための流れ(ざっくり)
以下のような流れで補助金が交付されます。
⚀ 募集開始(公募)
↓
⚁ 書類作成・申請
↓
⚂ 審査・採択
↓
⚃ 事業実施(設備購入・広報など)
↓
⚄ 実績報告(使った内容・証憑提出)
↓
⚅ 補助金交付(振込)
📌 ポイント
-
- 後払い方式が一般的。まずは自己資金で立て替える必要があります。
-
- 補助金の「申請前に契約・発注したもの」は対象外になるケースもあります!
- 補助金の「申請前に契約・発注したもの」は対象外になるケースもあります!
5:補助金を使う上での注意点
⚠️ 採択されるとは限らない
- 補助金には審査があり、予算枠も限られています。
- 書類の完成度や、事業の実現性が問われます。
- 採択率は制度によって異なりますが、おおむね30~60%程度。
いくら素晴らしい事業でも、申請内容が不十分なら採択されないことも…。
6:補助金をうまく活用するには?
✅ ポイントはこの3つ!
- 申請前の情報収集を徹底する
・自分の事業に合った補助金を選ぶ
・募集要項を読み込む(対象経費・スケジュール等) - 「実現性」の高い計画を立てる
・売上見込み・集客方法・スケジュールなどを具体的に
・根拠となるデータや調査も入れるとGOOD - 無理のない自己資金計画を・
・補助金は「後払い」なので、一時的に全額自己負担となります
・補助金が入る前に資金ショート…は避けましょう!
7:最後に|補助金は“選択肢のひとつ”として考える
補助金は、創業時の心強い支援策のひとつです。
ただし、「補助金ありき」ではなく、”自分の事業にとって必要か?”という視点で判断することが大切。
📚 参考リンク(公式情報はこちら)
・創業助成金(東京都中小企業振興公社)
・ミラサポPlus|中小企業支援ポータル
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